寝返りが体を ほぐす
寝返りしてますか?
「就寝前のまま布団がズレずに起床している」
こんな人もいますね。
寝返りをなぜするのか考えたことありますか?
寝返りがあるおかげで、体の健康が保てているのですよ。
25回
人は一晩に6〜38回ほどの寝返りをしています。
ん?6回?38回?
平均して25回くらいが一番良いです。
20回を下回ると体にトラブルが発生します。
「えっ!そんなに寝返りしてるのーー?」
驚きかもしれません。
なぜ?必要??
人の場合を説明します。
◉同じ向きに寝ていると、下側には重力がかかります。
これが負担となり、血管や神経や骨を痛めます。
そのために、寝返りをして回避する「体の防衛反応」です。
◉起きている間に硬くなってしまった筋肉を、リラックスした状態(寝ている間)を利用して「ほぐしている。」
これが寝返りがある理由です。
人は平均7時間の睡眠時間が望ましいです。
その時間内に体をリフレッシュさせようとしていると思ってください。
そうなると、寝返りの回数が少ない場合、
歪んだ体を矯正できないまま毎日を過ごしてしまうので、姿勢がどんどん悪くなります。
そして、下になっている側だけに荷重が加わり過ぎているために
関節痛を引き起こします。(仰向けも同様です)
よくあるケースでは、
・肩
・腰
・股関節
・膝
この4箇所に痛みが出やすいです。
寝返りができる寝室作りが大切になります。
毎日の繰り返しによるダメージは想像以上に大きいですよ!!!
少しでも改善できるように寝具の環境を整えましょう。
次回は、仰向けで寝られない人への改善方法をお伝えします。