人の話を素直に聞ける人と聞けない人がいます。
素直に聞けない人は、ご自分の固定概念が強いのでしょう。
この中には栄養失調が原因で頑固になることもあるのですが、
今回はちょっと栄養学は置いといて「考え方の話」をします。
50歳を過ぎて体が熱くなってきたりすると、更年期が来たなぁと考える女性は多いです。
しかし、たまたま自分の身の回りでそのような情報が入ってきたから、
よく似た症状が出ると自分もその病気なんだと思い込んでしまっています。
このような症状は、他の病気の可能性もあります。
周囲と似ている症状だけで、病名を決めつけることは恐ろしいです。
子どもが言うことを聞かないことで悩んでいるとします。
たまたま周りから親子のコミュニケーション不足だと言われることがあるかもしれませんが、子どもが言うことを聞かない理由には他にも沢山あるわけです。
目の前に何か1つ起こったことに対して、自分の許容範囲内の持っている情報の中から答えを探し出す人が大変多いと感じます。
広い視野を持ちましょう。
考える力が弱っているのかもしれません。
世界80億人いる中で、たった1人の考え方
その考えがあたかも常識的、絶対的なものだと考えているのでしょう。
恥ずかしい事でもあります。
自分の考えに自信を持つ事は大切ですが、
それはケースバイケースで使い分けなければなりません。
新しい情報は、まず素直に受け入れます。
その情報が本当に正しいか間違っているか後で調べれば良いことです。
多くの人々は「自分だけを大切にしたい、守りたい」と思っていることでしょう。
だからこそ、そのような自己中心的な考え方になるのだと思います。
人を否定ばかりする人は、目先のことばかり見ているのでしょう。
自分の考えと相手の考えが違った場合に対して、もしかしたら自分が間違っているのかもしれないという考えを抱くことも大切です。
現代は世の中の変化するスピードが早いため、常に物事を柔軟に対応する力が求められます。
これからの時代、
・古代の考え方を守り続けるとか、
・先祖代々伝わっている考え方だからとか、
・自分がたくさん勉強してきて学んだことだからとか
・自分が悩みに悩んで見つけ出した考え方だから
ということに固執せず、アレンジして対応していかなければ生きていくのは苦しくなるかもしれません。
時代の変化に合わせて、いつまでも受け入れて判別し生きていくことが現在の生き方なのではないかなと感じております。
僕もまだまだ発展途上の身でありますから、柔軟性のある心を持ち続けていけるよう生きていきたいです。