リンパとは?
リンパって聞いたことありますか?
リンパ球とかリンパ管とかリンパ節って聞きますよね!
リンパマッサージやリンパドレナージュとか、
ガンがリンパ節に転移したなど、
リンパという言葉を耳にすることがあると思います。
なぜか女性は【リンパ】の言葉に反応する人が多いです。
今回はリンパ液にまつわる話をしていきまーす!
少し体の構造を見てみましょう。
この緑色がリンパの管「リンパ管」です。
実際にはもっともっと網目上にビッシリ存在します。
この画像も見てください↓
出典: 宮坂昌之 大阪大学 未来戦略機構 大阪大学WPI免疫学フロンティア研究センター 免疫細胞の動態と機能を規定する「形・構造」
体には数十兆個も細胞があるとお聞きになったことがあるでしょう。
「筋肉、脂肪、神経、そしてすべての内臓、脳などなど」
ここに酸素や栄養を届けるために、血管が存在します。
血管が栄養や酸素を届けるってどうやって?
その答えは、「血管に無数の穴が開いている」からです。
沢山の細胞に栄養や酸素を送るために、
血管には無数の穴が開いており、
血管の中を流れている血液の中の成分を漏れ出して細胞に届けているのです。
つまり体の中は水浸しの状態ですね。
このままでは体中が水ぶくれになってしまい、溺れてしまいそうです。
そこでリンパ管というものが仕事をしてくれます。
余った液体や血管を流れていたウイルスを回収する役目がリンパ管なのです。
このリンパ管が正常に働いていると、体は水ぶくれになることがありません。
そしてウイルスも除去してくれます。
そして回収された液体は、各ポジションに【リンパ節】という関門があり、次のレーンに進んで良いか
判別します。
OKが出たら次のリンパ節(関門)へ運ばれていき、幾度となく難所をクリアして濾過されていき最終的に綺麗な状態になったら、心臓の後ろを流れている【胸管】と【リンパ本管】に辿り着き静脈へ流れ込みます。
つまり、
不必要な物と汚い物を回収して、濾過して心臓へ戻す
ということです。
一部、場所によって流れが異なることもありますが、だいたいこのような流れになります。
リンパが滞ると大変
ザッッックリとお伝えしたリンパの流れですが、
流れが渋滞してしまうことがあるのです。
渋滞すると、汚い物が体内に滞留してしまうので
病気の原因や、
皮膚の荒れや、
なんと肥満にまで発展してしまうのです。
どうやって流すの??
血管は心臓のポンプで血液が流れますが、
リンパ管にはそのような動力源がありません!
リンパは筋肉の動きによって流れるのです。
つまり、「筋肉が動くと流れる」と思ってください。
外部から圧力をかける「マッサージ」か、
自ら動く「運動」になります。
リンパ液は毎日毎日絶えず稼働しています。
毎日リンパマッサージに通えますか?
運動なら毎日できますよ〜!
やっぱり、運動って身を守るために
重要だったのですね〜。
リンパのためにも運動しましょうね。