筋肉を鍛えると太りにくいのか?
昔から1度は聞いたことがあると思います。
【筋肉を鍛えると、脂肪が燃える】
今だにこれを発言する人がいます。
ダイエットに携わる人がこれを言っているとアウトです!!!
今回はわかりやすく、この問題を紐解いていきます。
筋肉が脂肪を燃やす事はあり得ません!
筋肉が強くなることで体液の循環などがスムーズになり、
むくみの改善や腎臓や肝臓の働きが良くなることで、
痩せやすい体質に変わる事はあります。
筋肉が脂肪を燃焼させる事はありません!
では、筋肉は必要ないのか?
と言うことになってしまいそうですが、そうでもないのです。
「太りたくないけど食べたい」と思う人が多いでしょう。
こんな時に役立つのが【筋肉】なのです。
前提として、
体脂肪率が上がってしまう(脂肪が増える)には、血管に流れる糖の量が関係します。
糖は増えすぎると病気になりますし、低下しすぎても病気になります。
皆さんが食べたいと思う美味しい物を沢山食べると、血管の中に糖の量が増えます。
これを血糖値が上がるといいます。
血糖値が上がると、脳や心臓や筋肉などに補充していきます。
しかし、沢山食べ過ぎてしまった時は、それだけでは血管の中に糖が余りすぎます。
そうすると体の中では補充する所がないので、最終的に脂肪細胞に溜め込んでいきます。
これで脂肪細胞が大きくなります。(太る)
この時に筋肉を動かしたり、筋肉量が多い人は、筋肉に沢山の糖を補充できるので、
血糖値が下がりやすくなります。
そうすると脂肪細胞へ届けるものがありませんので、脂肪細胞は太ることがありません。
もちろん、その限度も超える位食べた場合は、もちろん脂肪細胞へ運ばれますが、筋肉が多い人と少ない人では同じ量を食べたときの太り方が違います。
この原理は一般的な場合です。
体質によっては沢山食べたとしても、腸から体内へ吸収できにくい場合などがあり、この場合はそもそも吸収しませんから、太りません。
腸から吸収できない原理を使い、吸収しにくくするサプリメントもありますが危険です!
体に必要な栄養素等も吸収できにくくなるために、結果、太りやすい体質になったり、体調不良になりやすいです。
ここまでの話を聞いていただくと、筋肉を動かしたり、鍛える方が太りにくいんだなぁとわかってくると思います。
筋肉は何歳になっても強くすることができます。
筋肉を運動させて強くしていくことで、今よりも脂肪を増やさない生活を送りましょう。
ちなみに、、、
砂糖単体を摂取すると、筋肉も破壊され始めますので、
砂糖がお好きな場合は、どうしようもできません(汗)
それくらい、砂糖は体に悪いです。
砂糖の種類は関係ありません。
目安ですが、大く摂取しても1日25gまでにしましょう。
筋トレの健康・美容効果は絶大です!
今回は、余分な脂肪の蓄えを防止する筋肉の役割をお伝えしました。