筋トレやりたくない!
筋トレブームになりつつありますが、なかなか継続が難しくないですか?
そもそも、やりたくないって声もありますよね。
筋トレとラジオ体操
皆さんが知っているラジオ体操と筋トレは違うのでしょうか?
わかりやすく例えますね!
体操とは、体に負担がなく筋肉を伸び縮みさせて血流を促進し、リンパの流れを整えていくことが目的です。
筋トレとは、この体操に負荷(強度)をかけて体を強くしていくことを目的としています。
体操は体を強くしていくのではなく、体が弱るスピードを緩めるため。
今の体を現状維持もしくは強くしていく(パワーアップ)ためには筋トレが必須になります。
これは子どもから必要になります。
ここで1つの疑問が浮かび上がってきます。
筋トレをせず体操だけで体が強くて長生きをされる人がいる。
人間の体は皆同じではありません。
内臓の数や体のパーツは同じであっても、細胞の強さが違います。
わかりやすく例えます。
欧米人は筋トレをしなくても筋肉が強くなりやすいのです。
これは猿も同じですが、生まれた時から筋トレをしなくても力が強いです。
これは同じ筋肉であっても、筋肉の細胞に違いがあるからです!
「筋肉にどれだけタンパク質を保有できるか」
「筋肉が弱る物質にミオスタチン」いうものがあり、ミオスタチンの分泌量により筋肉の老化に個人差が生まれます。
同じ人間であっても皆さん一人一人の体内で起こっていることは違うのです。
すなわち体操だけでも常に筋肉を維持できる人もいれば、
体操だけでは筋肉が早く弱化する人もいるということです。
仮に筋肉を維持できる体質だったとしても、骨は萎縮していきます。
老化と共に骨は縮みます。
これをできるだけ遅らせるには骨への刺激が必要になります。
その刺激とは筋トレで与えることができるのです。
筋トレに興味がない人へもう少し詳細にお伝えします。
人間の体には約650パーツの筋肉で作られています。
その中の450パーツは骨を動かすために必要であり、皆さんが移動するために使われている筋肉です。
鍛える理由が一般的な考えでは、この移動するために必要な筋肉を鍛えるイメージが強いです。
残りの200パーツは何をしているかと言うと、内臓を動かしたり内臓の位置を支えたり生きていく上で必要な働きをしている筋肉なのです。
これを全て一言にまとめて筋トレと言っています。
呼吸をして、内臓が適正に動き、血液を循環させ、リンパ液が停滞せずに老廃物を回収するために
筋肉を弱らせない運動が必要になるのです。
筋トレをやらない訳にはいきません。
では、更に疑問が出る人もいるでしょう。
これまで先祖代々筋トレをしてきたわけではない。
筋トレをしなくても長生きをした先祖がいるとお考えの方もいるでしょう。
その理由は、日常生活が筋トレになっていたということです。
畑や田んぼや、すべての生活において今ほど便利な事はありませんでした。
毎日の生活で筋肉に負荷をかけていたのです。
しかし、現代では「便利」だけが一人歩きしてしまい
それに伴って起きる健康被害について国を挙げて問題視されていないことが問題なのです。
ですから、
そこに一早く気づき、
生活に「便利」を取り入れながら、肉体に少しの負荷を与える運動を「共存」させなければ
人間の様々な機能は壊れ続けることでしょう。
健康診断の1週間前だけとか、
夏に水着を着る時だけとか、
恋愛をしている時だけとか、
短期間だけ筋トレすることは
やめましょうね。
筋トレを生活の一部に取り入れることが
いつの日か当たり前になってくる時代が到来するかもしれませんね。
人間=動物
これを変えることはできません。
人間は脳が発達した動物なのです。
動物の体は動かし続けることで肉体を維持できるように作られているのです。
その動きを発達した脳が止めてしまっています。
脳に肉体が滅ぼされないように、
「脳の進化」と「筋トレ」を併用させて
生きていきましょう。
筋トレって、大切なのですよ〜