筋肉痛はお好きですか(笑)
運動が好きな人は筋肉痛を好みます。
自分が頑張った証のように感じるとともに、強くなっている実感が湧くのでしょう。
運動が嫌いな人は、筋肉痛は最大のストレスであり二度と運動をやりたくなくなります。
この両者について解決するには、筋肉痛が何なのかを知らなければなりません。
筋肉痛は、体の組織を痛めただけで強くなるわけではありません。
はじめての運動の時や、久しぶりにやる筋トレの後に筋肉痛が起こることがあります。
しかし、もう一度同じ運動をやると次は筋肉痛が起こらなくなります。
筋肉の成長とは関係なく、いきなり動かされた筋膜や腱などの各組織がダメージを負ったことによる炎症です。
血管の中に炎症物質が生まれることも筋肉痛の原因となります。
筋肉痛が起こってしまうと、痛みが強い場合は運動の妨げになります。
筋肉痛は運動の効率が悪くなるのです。
そしてこの痛みとは【炎症】ですから、体の中では炎症を沈めるために様々な栄養素を必要とします。
つまり、筋肉痛が起こった時は通常よりも「栄養摂取しないといけない」という手間が増えます。
筋肉痛が好きな人も、筋肉痛が大っ嫌いな人も、「動かし慣れていない筋肉の組織が傷んだだけであり、
再度繰り返すと痛みが出なくなるものなので、何も気にしなくて良い現象です。
一番の理想はこの2つ!!
▶︎1度筋肉痛が現れた運動を1週間後にもう一度やってみて、筋肉痛が繰り返さなければ良い強度です。
筋肉痛を繰り返すようでしたら、強度が高いので変更しましょう。
▶︎運動中はキツイ!!でも筋肉痛が現れないくらいの強度がベスト!!
自分の運動量や運動の種目が適しているかどうかは、運動指導のプロにお尋ねください。