！断食の間違い警報！
断食・・・
ここでは「ファスティング」で話を進めます。
・16時間ファスティング
・1日ファスティング
・3日間ファスティング
・5日間ファスティング
・7日間ファスティング
・数ヶ月ファスティング
ファスティングには様々な方法が存在します。
その中には危険な方法もあり、そのご経験がある人は『ファスティングは危険！！』
このように感じていると思います。
そうなってしまう理由は簡単です。
医学的知識と栄養学の知識の無い人が教えている
これが最も大きな問題です。
食べないことは危険と隣り合わせなのですよ！
前回 栄養失調で短命の話をしたばかりです。
食べないことのリスクと、どの栄養素が体内でどのように働いているか
専門知識が無いと、とても恐いですよ。
ファスティングの特徴
・腸内の有用菌が増えて有害菌が減る
・内臓の機能が回復する
・体脂肪が分解される
・疲労が回復される
・脳の機能が亢進する
・体力が向上する
・筋力が向上する
・免疫力が上がる
すごいですよね〜
なぜこんな効力があるのか？
食べることは、【消化・吸収・循環・排泄】のサイクルを行うために、
体は頑張っているのです。
その頑張る時間を無くすことで、体内を休ませることができます。
そのため、様々な組織が回復してパワーアップするのです。
ちょっと待った！！！
ここで専門的知識が求められます。
クライアントの食生活や体質を極めて
ファステイングをやって良い人と
ファスティングをやってはダメな人を
判断しなければなりません。
誰でも良いわけではありません。
この点につきましては、慎重になるべき内容になるため
直接お問い合わせくださいね。
色んなファスティングの効果はどれも同じなの？
全く違います。
まず前提として
一般的なファスティングは３〜５日間のファスティングです。
この期間に絶食なわけではなく、特定の物は摂取します。
そして、ファスティング後の回復食も規定があります。
耳にした話ですが、
とある断食道場では、回復食にパンを用いると聞いたことがあります。
信じられないくらいに知識が無さすぎます。
決して真似をしないでください！
他のファスティングでは、16時間というものが流行っていますね。
この方法に飛びついた人は「体脂肪」「血糖値」この辺りを気にされているのではないでしょうか。
このメカニズムは一見良さそうに思えますね。
しか〜し、その裏に隠された体の仕組みを知ってください。
毎日16時間食べないでいると、筋肉や脳や心臓はどうやって動いていると思いますか？
脂肪でしょうか？
いいえ。違います。
筋肉や腸の壁を削って削って栄養に変えているのです。
挙げ句の果てに、血液やリンパ液を流す力が弱くなります。
更に、ホルモンバランスも崩れ始めますのでメンタルも弱ります。
更に、更に、体脂肪が分解できなくなるのです。
※（太りやすい体質に変わります）
一時的なメリットはあります。
筋肉量が減るため体重は落ちます。
体脂肪は一時的に落ちますが、次第に増えやすくなります。
特定の病気のリハビリ食として用いることはあります。
長期間に渡りやるべきではありません。
１日ファスティング
誰でも手軽に安全に取り組める方法が、
【１日だけ食べない】です。
水は２リットル飲みます！
１日食べないから体脂肪が分解されることは無いです。
痩せやすい体質に変わっていきます。
ですので、健康食に変えていく時に合わせて取り入れると
良い食生活の効果が現れやすいです。
ちなみに、ファスティングで体脂肪を分解させたい場合は
3日間は必要です。
３日食べないと、体脂肪をエネルギーに変え始めます。
体脂肪をエネルギーに変えることは大変なんですよっ
体の仕組みは超絶複雑なのです。
なので、情報が錯乱しているわけなのですよ。
体とは、一つの情報だけで完結するような簡単な作りではありません。
医者も研究者も、まだまだ解らないことだらけなのです。
20歳未満は絶対にやらないで！！！！！
ファスティングは大人になってからです。
体内のエネルギー回路が違うので、
20歳未満は安全を考慮して、
ファスティングは避けましょう。
※見た目が大人でも、体内の仕組みは違うのです。
結論
毎日【ご飯、味噌汁、納豆、野菜、魚】の生活をしている場合は
ファスティングは考えなくても良いです。
加工食品や肉ばかり食べすぎている人や、
アルコール飲料を多飲している人や、
乳製品と小麦粉の摂取が多い人や、
甘いものをよく食べる飲む人は
ファスティングを取り入れることをお勧めします。
安易に取り組まないで、お近くの専門家にお尋ねください。
僕も指導しています。
気になる方は、栄養カウンセリングをお勧めします。
