なぜ硬い??
生まれつき体が柔らかい人がいます。
今回は体が硬くて、自分は硬いと思い込んでいる人へお届けします。
前提として「柔らかいとか硬い」は何に対して言っているのか?
【筋肉と筋筋膜と神経】になります。
体が硬い原因
糖の摂り過ぎ
緊張する性格
音に敏感
歩き方が悪い
運動のやり方が間違っている
60歳を過ぎている
意外な原因が多いと思います。
それでは紐解いていきましょう。
糖の摂り過ぎ
糖分は、タンパク質と結ばれると硬くなる作用があります。
筋肉はタンパク質の塊です。
つまり、甘いものをたくさん食べる事は、筋肉を硬くすることにつながります。
緊張する性格の人
筋肉は、脳から伸びている神経によって制御されています。
神経に刺激が入れば、筋肉は緊張する仕組みです。
緊張とは硬くなることです。
という事は、緊張しやすい人は筋肉を硬めやすいことにつながります。
音に敏感
緊張でお伝えしたように、音の敏感さも体を緊張させます。
いろいろな音に反応してしまい、休まることができません。
この【休まる】ということが筋肉が【ほぐれる】ということにもつながります。
歩き方が悪い
歩く事は当たり前かもしれませんが、歩くときに使っている筋肉は、人それぞれ違うのです。
その人の歩く癖によって、使いすぎている筋肉や使わなさすぎる筋肉もあるのです。
仮に使いすぎている筋肉があるとすれば、使いすぎ&負担のかけ過ぎによる筋肉の硬直(硬くなる)が考えられます。
運動のやり方が間違っている
歩く時にもお伝えしましたが、偏った筋肉の使い過ぎで硬くなることもあります。
運動されている方で【同じ方向ばかり捻る】、【特定の筋肉ばかり使う】ような運動を実施していると、その筋肉が硬くなります。
そして、そもそもストレッチのやり方が間違っていることがあります!
柔らかくなりたい筋肉を、最低30秒から60秒間静止した状態でいなければなりません。
これを毎日1日も欠かさず継続することで柔らかくなります。
60歳を過ぎている
筋肉は30歳以降から少しずつ弱くなります。
さらに、年齢が進むと筋肉は縮むという現象が起こります。
これが60歳を過ぎると、縮む速さがスピードアップ!
縮んでいるわけなので、伸ばそうと思ってもなかなか伸びません。
これも硬さの原因です。
どうすれば良いか?
ここまでを全てまとめることができます。
・食べる物、飲む物は甘くないものを選びましょう。
・緊張感のある生活では、呼吸法を取り入れたり、考え方を見直してみましょう。
呼吸法とは、「鼻で大きく吸って口から大きく吐く」これを3回!
・ストレッチは、できる限りゆったりと呼吸を続けながら
落ち着いた中で、60秒をかけて1つのストレッチを実施しましょう。
・歩き方をブログでお伝えするのは困難でありますので、
1つだけわかりやすい方法お伝えします。
「スリッパを履いて踵が床にこすらないように歩いてみてください。」
この時に膝を高く上げるのではなく、自然に歩きます。
やってみましょう!!
最後に60歳を過ぎている場合、諦めないでください!
筋肉は死ぬまで変化すると考えられています。
そのため、若いうちから阻止できていれば良いですが、
今になって気づいたという場合でも、
ここから少しずつ筋肉が若さを取り戻す事は可能です。
ここまでお伝えした体を柔らかくする方法ですが、決め手はこの2つです。
◉脳をリラックスさせた状態でストレッチを行う!
◉毎日続ける!
いかがでしょうか。
今回のテーマであります【脳のせい】の意味がわかりましたか?
脳が緊張していると筋肉が硬くなること
と、
毎日続ける考え方を併せ持つことが大事です。
筋肉をストレッチする事は、血管の健康にもつながります。
体の硬さは諦めないでくださいね。