七味唐辛子を使いますか?
七味唐辛子は、一家に1つは常備されているものではないでしょうか?
辛いものが苦手と言う人にとっては、関係のない話かもしれません。
今回はこの七味唐辛子の間違った扱い方について言及していきます。
七味唐辛子は薬味と言われる通り、
昔では薬として使われていたような様々な植物や実や皮などを調合しています。
これは、地方によって七種類〜八種類のブレンドが違います。
扱い方に注意です!
七味唐辛子は、味のアクセントに使う場合や、
健康成分が含有されていますので健康管理に使う人もいるでしょう。
Q.使用後は、どこへ置いていますか?
必ず冷蔵庫もしくは冷暗所へ置いてください。
酸化する調味料なのです。
ですから、味が変わるとともに、体に負担になってしまうのです。
飲食店でテーブルの上に置いてある場合は、僕は使いません(笑)
細部にまで気配りされるお店は、冷蔵庫や冷暗所で保存しています。
Q.1度にどのくらい使用しますか?
辛いものブームもあり、大量に使う人っていますよね!
危険です!!!
辛いものの指標はカプサイシンの量によるのですが、
カプサイシンは舌上の灼熱感を辛みとして認識しますが、その刺激は口腔内だけに生じるわけではなく、
気管支や消化管全体におよびます。
気管支が強く刺激されると気管支収縮により息切れや咳が生じます。
更に、肛門側の直腸にはTRPV1が多いため、カプサイシンにより刺激されると強い灼熱感を感じます。
大量のカプサイシンの摂取によって、感覚神経のTRPV1が機能不全を起こすと、
胃粘膜の保護作用がなくなるとの報告があります。
様々な大学や研究機関により、唐辛子がガンを引き起こしたり、ガンの成長を促進してしまうと発表しています。
人種は関係ありません。
辛さに強い人と弱い人はいますが、これも関係ありません。
大量とはどのくらい??
60kgの体重の人が、2日間で約7.5g食べると大量摂取になります。
七味唐辛子の小瓶が15gくらいだと思います。
そもそもなぜ、辛さを求めるのか???
唐辛子には【アドレナリン】を分泌させる作用があります。
これは興奮ホルモンです!
戦いの時に分泌されるホルモン!
このホルモンが分泌されると元気になった気になれます。
・ストレスが溜まっているのに元気を出さないといけない!
・体内に異常が起きており、自ら元気を出すことができない!
このような時に辛いものを好んでしまうようです。
食べるとアドレナリンが分泌されますからね。
しかし、アドレナリンは戦いホルモンですから
関係ない時にまで、無理矢理分泌させていると
体は、ますます疲れてくるのです。
だからまた辛さを求めてしまう。
そして、ガンになる。
このループから抜け出すには栄養カウンセラーに指導していただくことが望ましいです。
単刀直入に表現しましたが、
安易に考えると取り返しのつかない生活洋式ですので分かりやすく表現しました。
七味唐辛子は、少しの風味付けとしてお使いください。