シールを見たことありますか?
バナナやアボガドやキウイにシールが貼られています。
たまに貼られていない時があります。
このシールには、番号が記載されています。
PLUコードと呼びます。
4桁か5桁の番号です。
この番号は、
・農薬を使用しているか?
・オーガニックか?
・遺伝子組み換えか?
これらを知るための表示が義務付けられています。
国によって違うので全世界共通ではないですが、
主要の都市では使用されている番号です。
要チェック!
4桁で「3か4」で始まる番号=慣行栽培(化学肥料や農薬を使用して栽培されたもの)
5桁で「9」で始まる番号=オーガニックで栽培(化学肥料や農薬なし)
IFPS(International Federation For Produce Standard)
5桁で9から始まる商品を見つけたいですが、なかなか難しいかもしれません。
その場合は商品を買った後、ケイ素(ホタテの貝殻)や野菜洗い用洗剤で洗うしかありませんね。
稀に「8」から始まる数字を見るかもしれませんが、慣行栽培と同じです。
この表示に関する資料を2004年に農林水産省が作ってありますので、
下記に載せておきます↓
PLUコード(番号)
通常バラで流通する野菜や果物などには、流通段階での商品管理を行うため、4桁または5桁のPLUコード(Price Look-Up code)が付されることがある。この番号は、野菜や果物の種類を示すもので、種類によっては大きさ(重さ)などでさらに細分される場合もある(基本的にはどの生産者が出荷する場合でも同じ種類で あれば同じ番号)。
この番号を管理しているのは、IFPC(International Federation For Produce Coding)という団体17で、米国、カナダのほか、南米等でも用いられている。番号の使用は任意であるが、卸売業者やスーパーマーケットなどは商品管理のために導 入しているところが多く、IFPCによれば、全米に流通する8割の野菜や果物にはこの番号が添付されているのではないかということであった(2004 年 10 月 31 日 )。
PLUコードは通常、出荷する生産者(団体)または卸売業者がシールを作製し、 商品を流通させる際に個々の個体に貼り付けるか、商品が梱包された箱に商品の個数分のシールを同封し、小売店等で個別に貼り付けることが多いが、小売店でシールを作製する場合もある。
番号は、通常4桁で、オーガニック(有機)の場合にはこの4桁の数字の頭に “9”を加えることとされている。
IFPC は、PLUコードのシールを作製する場合の注意事項として以下の事項を推奨している。
○ できるなら枠で囲うようにし、数字の頭には“#”のマークをつける。
○ 読みやすさの観点から、個々の数字は14ポイント以上の大きさで、大きければ大きいほどよい。文字の幅は、高さの 3 分の1以下であってはならない。数字は背景と対照的な色合いとすること(理想は、白地に黒の数字)。
ふじりんごの PLUコードは、4129(205g 未満のもの)と4131(205g以上のもの)が用いられている。
(下図参照。この図は米国産のFUJIりんごに貼られているシールの例。右側のマークは、オーガニックの場合)
以上。
ご参考にしてください。