卵を常識を変えましょう!
皆さんは卵を一日に何個まで食べても良いと思いますか?
卵はコレステロール値に関係すると思いますか?
昔は卵に含まれるコレステロールが体に悪さを起こすと言われ続けていました。
病院でもそのように指導されていました。
しかしその後、科学的に信憑性が低いため研究が進みました。
どうなったの?
卵とコレステロールは無関係であることが証明されました🎉
私は卵の安全性を謳ってきましたが未だなかなか信用されず、昔から言い伝えられていたことを信じる人が多いのです。
そこで今回はこの話題を取り上げて誤解を解きたいと思います。
卵は毎日3個までなら体に影響はありません
体質によれば、10個食べ続けてもコレステロール値に影響が現れない人もいます。
卵で悪玉コレステロール値(LDL)が上昇するということは無いのです。
ある試験で、メタボの中高年男女に3カ月間、毎日卵を3個食べてもらいました。
3カ月後には善玉コレステロール(HDL)が上昇して悪玉コレステロールが低下しました。
更に動脈硬化を引き起こす物質の減少もあり、糖尿病を引き起こす物質の低下も起こったのです。
すなわちメタボ解消には有効であったということでした。※食事管理しています。
卵3個で悪玉コレステロールが上昇することはありませんでした。
鶏卵生産者達はコレステロールが低いというデータもあります。
では何故、卵はコレステロールが上昇すると言われてきたのか?
1913年にロシアでウサギに卵を与える実験をした所、コレステロール値が上がり動脈硬化になったのです。
これをきっかけに「卵=悪玉(LDL)コレステロール」という考え方が生れて医学上に広まっていきました。
しかし、ゆくゆく考えてみるとウサギは草食動物である為、もともと卵を摂取する体の仕組みになっていない訳です。
そんな体に卵が侵入してくると、もちろんのこと異常を起こします!
例えですが、タマネギには害はなく健康に良いと思いますよね!
しかし犬が食べると中毒を起こします。
このように、それぞれの動物に合った食べ物がある訳です。
雑食の人間は大丈夫!
人間の腸では、必要以上のコレステロールは吸収しないように調節してくれているので安全です。
そもそもコレステロールは肝臓で作られており、食材のコレステロールと、血液中のコレステロールは違います。
体内のコレステロールの割合は
食材2割・肝臓8割
肝臓の健康の方が関係しています。
しか〜し、卵を食べて急激にコレステロール値が上がる人がいます。
小腸で活動している腸内細菌の種類により、俗に言う悪玉菌が悪玉コレステロールを上昇させてしまうのですΣ(゚д゚lll)
つまり、コレステロール値の変動は、腸内環境の悪化が大きな要因になっています。
まとめると、特定の食材で血液の状態が変化しているのではなく
食事のバランスが崩れることにより
血液に異常が現れてくるとお考えください。
次回は、卵のパワーについて書いていきまーす(^^)